木造応急仮設住宅
令和6年能登半島地震により被害に遭われたすべてのみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
弊社は、穴水町川島にて木造応急仮設住宅に携わらせていただきました。
昨年3月に依頼があり、当時は道路やライフラインも復旧途中でした。また、工事においても工期内に、職人が集められるのか、資材の調達、運搬などに支障がでないのかなど、さまざまな懸念がある中、着工しました。それでも、被災された方のことを思うと1日でも早い建設、安心して過ごせる住まいが必要だと感じていました。
長屋型4棟(22戸)の住宅+談話室の建設で、3工区に分け順番に造成工事から進めていきました。
各戸への出入りへは、能登ヒバを使用したデッキを設けそこからの出入りとなっています。また、木を使うことで、少しでも心が和らいでほしいと思い利用することとしました。
工期はもちろん、安全に留意しながら弊社の協力業者や、地元の業者さんにも協力いただき、7月21日に完成しました。
今回の工事を通じ、改めて建設業の使命を再確認させていただきました。
また、1日でも早くの復興、再建を願っております。