縁側の居心地
こんにちは、設計部の長瀬です。
やわらかな春風に心誘われる季節となりました!皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は、縁側の居心地を現代に継承したデザインのご紹介です。
こちらは、眺望の良い2階に設けたテラスの様子です。
金沢の街を眺めながら、ゆったりと流れる時間。自然の風を感じながらパートナーとの会話やお酒を楽しむ居心地の良い空間となりました。リビングが隣にあるので室内にいる家族とも良い距離感でお過ごしいただけます。
こちらの空間は現代の技術を取り入れることで実現しています。その一つとして挙げられるのがガラスの手すりです。強度のある透明ガラスの手すりを設けることで眺望を遮らない仕様としています。また、ほそ川建設の特徴でもありますリビングとテラスの一体感を感じられる計画により、テラスからの視覚的な広がりも生まれています。
こちらは室内から望むプライベートテラスの様子です。
ウッドデッキに座ってお茶を楽しんだり、寝そべって本を読んだりゴロゴロしたり・・・、四季の移ろいを感じながら自然と共に暮らす居心地の良い空間となりました。
こちらの空間は目隠し塀を設けることでプライバシーに配慮しています。また、深い庇を設けることで日差しの調整をしています。床は天然木のウッドデッキとすることで木の温もりを感じながら安らぐことができる仕様としています。
日本の家屋には古くから内部と外部を緩やかにつなぐ縁側というものがあります。縁側は内部に近い環境でありながら外部の自然をより近くで感じられる場所です。自然を愛でる日本人にとっては寛ぎや安らぎを感じられる居心地の良い空間となります。
新しい住まいに縁側の居心地を取り入れてみてはいかがでしょうか。