石川県の伝統工芸品を建材として活用しました
初めまして。工事部の高尾です。
今回は、昨年6月から今年の2月までの期間に現場を担当させていただきました
金沢城公園内玉泉院丸跡の公衆トイレを紹介します。
この現場では、石川の伝統工芸品を建材として活用しました。
こちらは外観です。
外壁は能登産の砂を使用した珪藻土仕上げとなってます。
左官職人さんの手作業による仕上げなので見た目に味があって風情があります。
木材は県産材で能登のヒバ材を使用しています。
左の写真は内装です。
壁に貼られている色鮮やかなタイルは九谷焼きのタイルを使用しています。
九谷の生地に九谷五彩の色をのせ釜で焼き上げた伝統工芸品です。
窓枠の木材には漆塗りを使用しています。
一般的な塗装仕上げでは出せない漆の艶、色が風情のある仕上がりとなっています。
このトイレのある金沢城玉泉院丸庭園は北陸新幹線金沢開通とともに開園となりますので、
ご観光の際是非立ち寄ってみてください。