ほそ川建設の換気設備
こんにちは、営業部の村谷です。
早速ですが、今回のテーマは「換気」です。
最近ですが、展示場でお客様をご案内している際に受ける質問で
「換気はどうなっていますか?」
「何種の換気ですか?」
と換気計画について聞かれることが多くなりました。
現在も増え続けている感染者数に応じて改めて「換気」への関心の高まりを感じています。
そんなこれから家づくりを始められる皆様に弊社の「換気設備」を知ってもらいたく今回のブログでは、以下の2つに絞ってお話ししたいと思います。
1.換気の重要性
2.ほそ川建設の換気設備
「換気の重要性」
換気の重要性は大きく分けて3つあると考えます。
①感染症対策
・換気をすることでウィルスが空気中を長時間滞留することを防ぐ
コロナウイルスをはじめ「飛沫」が感染経路となる感染症は多く、効率的な換気は感染防止の一助となります。
②人体の健康
・常に空気を循環させることで新鮮な空気を取り込む
・シックハウス対策
住宅の中には一部の建材や家具、日用品に至るまで様々なものに化学物質が使用されています。
ホルムアルデヒドをはじめとした揮発した有害物質や人体から排出される二酸化炭素を屋外へ排気し、綺麗な空気の中で過ごすことで心身ともにリフレッシュし健康を維持する。
③家の健康
・除湿効果
湿気は空気よりも軽く天井付近に滞留しているため、天井付近に設置された換気設備により効率的に湿気を排出。
・結露を防ぐ
家中の湿気を排出し、湿度を適度に保つことで結露を防ぎ、住宅の耐久性を維持します。
このように換気の重要性は多岐にわたるといえます。
「ほそ川建設の換気設備」
ほそ川建設の標準仕様である「AKE工法」では、「第三種」の計画換気を採用しております。
こちらは、大本となる換気設備本体から延びるダクト式の排気口を各所に設け、複数個所から室内の空気を排出します。
同様に居室等に設置された自然給気口から外気を取り入れることで室内の空気を循環させる換気方式です。
簡単に弊社の「第三種換気システム」のメリット・デメリットをまとめました。
デメリット
・部分的なオンオフができない
・静音といえども常にモーターの駆動音が聞こえる
・自然吸気のため外気がそのまま入ってくる
メリット
・間取りに合わせた換気計画により家中くまなく換気ができる
・換気するファンは本体部分に一か所のため掃除・メンテナンスが容易である
(ダクトは排気側のみのためダクト内のお掃除も不要)
・省エネ性に優れている(年間の電気代 約2,500程度)
上記のほかにも一棟ごとにメーカーによる換気量の計算が行われ、より効率的に換気ができる排気口・給気口の設置位置となっています。
さらに御引き渡し前には、専門員による風量の調整を行い適切な換気量に設定し御引き渡しをしております。
このように弊社では、換気能力はもちろんメンテナンス性やランニングコストなど総合的に判断し「第三種換気システム」を採用しております。
最後に今回は触れませんでしたが「なぜ換気が必要か(義務化)」や「第三種換気以外の種類」など詳しくお知りになりたい場合は、是非ともモデルハウスへお越しください。
実際の建物をご見学頂きながらご説明させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。