現場より

こんにちは。営業部の村谷です。
今回は、ほそ川建設のオプション工事の一つである制振ダンパーについてご紹介致します。

まず、地震に対する考え方として大きく分けて「耐震」「免震」「制震」の3つが挙げられます。
「耐震」はご存知の通り、住宅自体をより強固なものとして地震に耐える一般的な工法です。
次に「免震」では建物の土台と基礎の間に専用の装置を設け、地盤と切り離すことによって地震の揺れを建物に伝えない工法です。
そして「制震」は建物の構造部分にダンパーなどの制震部材を組み込み地震の揺れを吸収する工法です。

こちらは筋交いのように柱と柱の間に制震部材を施工した写真です。

弊社で採用している制振ダンパー(TRCダンパー)は特殊粘弾性ゴムを利用し、地震の揺れを熱へと変換し吸収する事で揺れを軽減し抑えることができる商品です。

TRCダンパーには大きく4つの特徴があります。

一つは、施工が比較的容易であるということです。
写真のように柱間の筋交いと同様に施工することができるため、施工者の腕に左右されずに一定の品質で施工できます。

二つ目は、地震の揺れを吸収し軽減する特性上繰り返しの地震(余震)にも効果が期待できます。

三つ目は、メンテナンスフリーであることです。
TRCダンパーの特殊粘弾性ゴムは時間経過や温度による性能の変化が少ないため長期にわたり効果が期待できます。

そして、四つ目は無料シミュレーションにより施工後の効果を数値として確認できます。

これを機会に「制震」をご一考してみてはいかがでしょうか。

詳しくは、営業担当者までお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。